筋膜リリースとは
皆様こんにちは! 仙川駅より徒歩2分にあるパーソナルトレーニングスタジオユーです! 最近筋膜リリースという言葉をよく聴くことがあると思います。 言葉はよく聞くけどどんなものかいまいちよくわからないという方のために、本日は筋膜リリースについてと効果などについて解説をしていきます。
目次
筋膜リリースとは?
筋膜リリースとは、全身の筋膜の硬直・ねじれ・ゆがみを解きほぐすストレッチのことです。 筋肉を一定方向に伸ばす通常のストレッチに対して、筋膜リリースは筋繊維のねじれを多方向に解放するため、筋膜の伸張性や柔軟性を回復させ、筋肉活動のバランスを整えることが期待できます。
筋膜の動きが悪くなると体の思わぬ部分に影響が出ることがあります。
痛みがある場所が一部分でも根本的な解消が期待できる
体全体を保護剤のように覆っている部分である筋膜の動きが悪くなると、体の思わぬところに影響を与える場合があります。 たとえ痛みを感じるのがほんの一部分でも、体全体を覆っている筋膜をときほぐす(リリース)ことで、根本的な解消を目指すこともできるでしょう。
筋膜の役割や固くなってしまう理由
筋膜は皮膚と筋肉の間に位置し、外部からの衝撃などから筋肉を保護する緩衝材のような働きを持っています。 筋膜が正しく機能しているときは柔らかく弾力があり、筋繊維をくるむことで筋肉自体の出力を上げたり、骨や内臓を保護・形成したりするなどその働きは多岐にわたります。 この筋膜をケアすることで、筋肉や内臓への負担を減らすことが期待できるため、大きなダメージを負う前に対処することができます。 しかし筋膜は使いすぎても、逆に動かさなくても硬くなってしまいます。 収縮することで筋膜自体が硬くなるだけでなく、筋肉と筋膜間の組織液が不足することで筋膜が硬くなってしまい、筋肉との癒着につながってしまいます。
こんな状態なら筋膜の癒着が考えられます
長時間同じ体制になっていることが多い、姿勢や体が歪んだ状態になっている、使う筋肉がいつも同じ、もしくは偏っているなどのことがあると、筋膜が硬くなったり癒着していることが考えられますのでこれらの状態があるのであれば生活習慣やトレーニングの方法などを見直しましょう。
筋膜が癒着することで起きる悪影響
筋膜と筋肉が癒着すると筋肉への負荷が強くなるため、さまざまな不調が起こる可能性があります。 慢性疼痛・しびれ・筋力低下など直接的に筋肉に起こる症状だけではなく、疲労蓄積、回復力の低下、自律神経への影響などさまざまです。 癒着している部位をほかの部分でカバーしてしまうために広範囲わたって痛みが出る場合もありますので適切なケアが必要になります。
筋膜の癒着が強くなりすぎると怪我にもつながり最悪トレーニング自体をお休みすることにもなりかねないので注意しましょう。
筋膜リリースのやり方
ここでは自宅などでできて道具なども特に必要なくできる筋膜リリースの方法をご紹介いたします。
ご自宅などにある椅子を用意し、椅子に座った状態でお尻と座面が離れないようにしましょう。 手足を同時にさまざまな方向へ80〜90秒ずつ伸ばしてみましょう。 慣れるまでは片手・片足ずつでも構いませんし、背もたれがある椅子であれば使用してもかまいません。 セット数などの数字にとらわれることなく、気になったときに取り入れてみることをおすすめします。
ツールを使う筋膜リリース
ストレッチポールやテニスボールなどのツールを使用してリリースすることも非常に効果的です。 特にほぐしにくい足の裏や太ももの内側などはこれらのツールを使用しても良いでしょう。
本日のテーマはいかがでしたか? 筋膜リリースを取り入れることで筋膜や筋肉が固まるなどの不調を自分である程度ケアをすることができますので、ツールを使わないものならいつでもできますので今日から早速取り入れてみてはいかがでしょうか。
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